業界アナリストのAliena Analyticsリース・エリオット氏とGamescom Opening Night Liveのホスト、ジェフ・キーリー氏によると、大ヒットしたインディーゲーム『Peak』の販売本数が正式に1000万本を突破した。
登山アドベンチャーの流星的な躍進
エリオット氏は今週月曜日に発行した業界ニュースレターでこの販売データを初めて明らかにし、先週だけで170万本を売り上げ、火曜日までに1000万の大台を突破すると予測されていたことを指摘した。キーリー氏はその後、自身のGamescomプレゼンテーション中にこの節目の達成を確認した。これにより、『Peak』は、R.E.P.O.の1680万本に続き、2025年にリリースされたインディーゲームでは2作目となる快挙を達成したことになる。
この登山シミュレーターは6月の発売以来、Steamチャートを独占し、同プラットフォームで最もプレイされたタイトルの一つとして常にランクインしている。執筆時点では、SteamDBによると同時接続プレイヤー数は約8万8000人で、『Naraka: Bladepoint』を上回り、『GTA 5』に次ぐ数字となっている。
記録破りのプレイヤー参加数
先週、プロモーションセールで価格が7.99ドルから4.95ドルに値下げされ、Mesaコンテンツアップデートが実施されたことで、ゲームの人気はさらに急上昇した。Alinea Analyticsの報告によると、日曜日には同時接続プレイヤー数が17万1000人のピークに達し、同日の固有プレイヤー数は130万人にのぼった。
Aggro Crabが開発した『Peak』は、最大4人のプレイヤーが協力して危険な山を登りながら、スタミナを管理し、環境的な障害を乗り越えることを課題としている。このゲームの爆発的な成功は数多くのRobloxの模倣作品を生み出しており、同スタジオは「課金要素の多いRobloxの模造品」を支持するよりは、プレイヤーに自社のゲームを海賊版で遊んでほしいとする物議を醸す声明を発表するきっかけとなった。